絵に描いたもちを食べる方法(7)
−もち偽装問題は繰り返される−


いつになったらこのシリーズ終わるんだよ?
前回は…えぇっと、機械論のお話だったよな。
宇宙を構成するものはみな機械、というどこかのアニメのような
展開を考えたデカルト。

「でもさ、機械って卵産まないじゃん」
「その機械は卵を産む構造をしてないからだ!」
「ということは、そういう構造の機械は卵産むの?」
「…たぶん…」

当時の技術じゃ作れるものじゃなかったわけだ、生命とか。
現在ですら作れるかどうかぎりぎりなんだけど。
(できるかもしれないけどU15ア○ドル水着DVD以上に倫理的にぎりぎりだろ)

ここでまた別の問題が発生する。
「ちょっと待てよ、機械かどうかは置いといてさ、体の形って
 どうやってできてくるんだよ?」
卵からひよこが生まれてくるにしても、産みたての卵は黄身と白身だけ。
だんだんとひよこになってくる…ということはカンサツされていた。
…しかし体の形ってどこにどのような形で仕込まれているんだ?

昔の人は考えた。
「子供が出来るにはお父さんとお母さんが(自主規制)ということなんだけど、
 お父さんの精子かお母さんの卵子の中に「原型」があるんじゃないか?」
こういう考えを原生説という。

昔は精子の中に人体の原型があると考えられていた。
小さい人が精子の中にいるんじゃないかとかね。それがでっかくなる。
(その発想がホムンクルスにつながるのだが)
いくつか理由はあるが、卵子が観察しにくかったことも原因かもしれない。
(数少ないし動かない)あるいは性差別が原因かも知れないね。うわ。

ま、いずれにしろずっとそう考えられてた原生説は、あっけなく実験的に
否定されることとなる。
シュペーマンっておっちゃんが、ある時期のイモリの卵を縦に糸でくくって
放置しておいた。
すると、小さなイモリの赤ちゃんが2匹生まれました。

…あれ?原型があるならまともに生まれてこなくね?
人間の場合も一卵性双生児はそういうメカニズムで生まれるわけで…
つまり「原型」など精子や卵子の中には存在しない!
ある種の情報としては存在するが、そのままの形はないのだ。
(とはいえある種の生物では同じことするとまともに生まれてこなくなる)

そんな中、一人の男がいろんな生物の胚を比較してこんなこと言い出した。
「おいおい!脊椎動物の卵って細胞分裂した後、魚っぽくなって四足になる
 とこまですごく似てる
こと見つけたんですけど!俺すげぇ!」
こうしてヘッケルという名のこの男、個体発生は系統発生を繰り返すとか
いいだした。

確かに一見、そのように見えないことも…ない、だが…
ヘッケルのおっさん、なんともち(個体)観察のスケッチを偽装してたらしい。
(わざと各生物が似ているようにスケッチしたのだ)
世間で餅偽装が流行ってるからってこんな展開にするか普通?

さて、偽装はもういいんです。できたら安全に食える餅が食いたいんです。
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテは静かに暮らしたい。
…だったらお前は生活態度をもう少しだけ落ち着けろよと。
○良吉影も静かに暮らしたいなら変態殺人とかすんなよと。
キ○はあちこちの戦争に介入すんなよと。あんたらって人らは。

話し飛びまくりましたが、人間というものは何度も過ちを繰り返す。
しかし、生物というのは何度も同じ構造を繰り返すことでその体を形作る。
ゲーテの観察によりほぼすべて(といっていいんじゃないかな?)の多細胞生物で
体節が形成されている
ことがわかったといってもいい。

人間にだって体節あるといえる。
肋骨とかそうだし、腹の筋肉割れてる人なんか見たらもっとわかりやすい。
それを結合組織が被っているだけなのだ。
…結合組織って言うか脂肪組織の場合も多いが…

繰り返しがうまくいってない場合異常に長くなったり短くなったりする。
足が8本ある蝶が生まれたり、羽が四枚あるハエが生まれたりってのは
繰り返しを調節する遺伝子に異常があるためである。
もっとも基本構造は繰り返しでも、領域によってさらに細かな分化があるけど…

さて、次回はようやく原型のもちはどこにあるのかについて。
現実同様15年間放置しないうちに触れたいです。
あ、でも神父も…実はやりやがってます。何をかは次回。


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